
あいさつ

姫路市教育 長井上陸溥 第13回(財)日本中学校体育連盟研究大会兵庫大会が、全国各地から多くの先生方をお迎えしてここ姫路市において盛大に開催されますことは、このうえない光栄であり心から歓迎申し上げます。 平成8年7月に第15期中教審の第一次答申が出され、これからの教育のあり方は、「ゆとり」の中で子供たちに「生きる力」を育むことが大切であるという提言がなされました。 本市におきましては、自己教育力の育成、豊かなこころと、たくましく生きるための体力・健康づくりを目ざし、21世紀を担う子供たちの育成に向け、「生きる力」を育む教育の改革に取り組んでいるところです。その基礎となる子供たちの体力・健康が危ぶまれる現状を考えますと、これからの学校体育、部活動が果たす役割は大変大きなものがあると思われます。 本市は昨年4月より中核市に移行し、市政全般にわたりますます責任ある立場となりました。教育の面でも積極的に、教育環境づくり、体育・スポーツの振興に取り組んでまいりたいと考えております。 このような時期に、「生涯体育・スポーツを指向した運動部活動をめざして」を研究主題として本研究大会が本市において開催されますことは大変意義深く、その成果に大きな期待を寄せるものであります。 本市には、世界文化遺産「国宝姫路城」をはじめ書写山円教寺・美術館・文学館・県立歴史博物館など多くの見どころがあります。この機会に是非ご覧いただき、姫路の思い出にしていただきたいと思います。 終わりになりましたが、本研究大会の開催にあたりご尽力いただきました関係者の皆様に、心から敬意を表しますとともに(財)日本中学校体育連盟のますますのご発展を祈念いたしまして、歓迎のごあいさつといたします。
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